知っておきたいゼロカロリーの謎 【ココミル】

無料・サンプル・プレゼントの美容と健康の情報サイト〜ココミル

文字サイズ
知っておきたいゼロカロリーの謎
最近、店頭には「ゼロカロリー」「無糖」「甘さ控えめ」などと書かれた飲み物や食べ物が多く出回っています。しかし、「ゼロカロリー」飲料なのに、実はカロリーがあることも。さらに「無糖」と書かれている製品に砂糖が使われていることもあるのです。
そこで、今回は誤解されやすい栄養表示のルールについて取り上げます。
 

「糖類ゼロ」は「カロリーゼロ」ではない

「糖類ゼロ」は「カロリーゼロ」ではない

糖質とは、体の主要なエネルギー源になる栄養素のことです。糖質というと、砂糖などの「甘いもの」だけを指すと勘違いされることもありますが、糖質とは、食物繊維以外の炭水化物のことであり、ごはん、いも類に含まれるデンプンも糖質に含まれます。

最近「糖質ゼロ」「糖質オフ」と表示された飲料が出回っていますが、「糖質ゼロ」と表記されていても、実際には糖類が含まれていることがあります。これは、日本の栄養表示基準では、100g当たりで糖類0.5g未満であれば「糖質ゼロ」、100g当たり糖類5g未満の食べ物や糖質2.5g未満の飲料は「糖質オフ」と表記することができるからです。

 

アルコール度数が高いと高カロリーに

近年の健康志向の高まりを受け、「糖質ゼロ」「糖質オフ」という表示がされたビールや発泡酒などの酒類売り上げが伸びているそうです。

しかしアルコール類のカロリーは、糖質の量よりもアルコール度数の方が影響は大きいとされています。これは、糖質は1g当たり4kcalのエネルギーであるのに対し、アルコールは栄養表示基準で1g当たり7kcalで計算されるからです。つまり「糖質ゼロ」または「糖質オフ」と表示されたアルコール飲料を選んだとしても、アルコール度数が高いと、結局高カロリーになってしまうため注意しましょう。

 

カロリーゼロ飲料はノンカロリーと限らない

最近「カロリーゼロ」と表記されている清涼飲料水が増えていますが、カロリーゼロと書かれていてもエネルギー量は「ゼロ」とは限りません。これは、エネルギーが100g当たり5kcal未満であればノンカロリー、カロリーゼロなどと表示ができるからです。

また、日本では100g当たり40kcal以下の食べ物と100g当たり20kcal以下の飲み物は「カロリーオフ」と表示できることになっています。つまり「カロリーオフ」と書かれた飲料を500ml入りペットボトル1本飲むと100kcal近くとってしまうことになります。「カロリーオフだから」と油断せずに、食べ過ぎや飲み過ぎには気をつけましょう。

 

ノンシュガー飲料はゼロカロリー?

日本では、100g当たりで糖類0.5g未満であれば「ノンシュガー」と表示してよいことになっています。また、日本では単糖類(ぶどう糖、果糖など)、二糖類(砂糖、乳糖など)「糖類」または「シュガー」と定めていますが、その他の甘味料のみを使用している場合は「ノンシュガー」と表示してよいことになっています。ただしノンシュガーと表示されていても、使用されている甘味料はゼロカロリーとは限らないため気をつけましょう。

 

低糖と微糖、どちらが糖分が少ない?

低糖と微糖、どちらが糖分が少ない?

日本では、糖分の割合が100g中5g以下の食べ物または100g中2.5g以下の飲み物であれば「糖分控えめ」「低糖」「微糖」という表示が認められています。つまり「低糖」と「微糖」は、法律上の違いはないのです。 ただし一般的には、微糖の方が低糖より甘さ控えめであることが多いようです。ただし微糖飲料と低糖飲料に含まれる砂糖の量は、メーカーによって異なるため、A社の微糖飲料よりB社の低糖の方が甘くないこともあり得ます。

低カロリー飲料や食品の場合、糖分以外の栄養素によってもカロリーは変わりますが、一般的に糖分が少ない方が低カロリーの傾向があるため、パッケージに表記されたカロリーを目安に選ぶとよいでしょう。

 

「甘さ控えめ」飲料の基準は?

最近は「甘さ控えめ」をうたった飲み物や食べ物が多く出まわっていますが、この「甘さ控えめ」という表示には、明確な基準がありません。そのため、通常使われている「甘さ控えめ」という表示は、「一般的な味覚として甘さを控えてある」または「自社や他社の製品に比べて甘さが控えてある」 という感覚的な表示に過ぎないのです。

また、どの商品と比較して「甘さ控えめ」であるかはメーカー側の主観で明記されているため、自分で食べたり飲んだりして判断するのが確実といえそうです。

関連記事
 
 

バックナンバー