尿からわかる体のこと〜毎日の観察ポイント 【ココミル】

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尿からわかる体のこと〜毎日の観察ポイント
1日に何回トイレに行きますか?またその際に、おしっこの状態を観察したことはありますか?
尿はただの排泄物ではなく、あなたの健康状態を教えてくれる大切なバロメーターになります。
ぜひこれを機に、尿の役割を見直してみましょう。
 

毎日、尿を観察!?

毎日、尿を観察!?

尿は、体内で不要となった物質や余分な栄養素・分泌物・水分などを体外に排泄しています。健康状態の影響を受けやすいため、体調によって含有物質が変わり、色や臭い、量が変化します。とくに体に異常がある場合は、尿の状態も変わりやすくなります。

体調の変化を敏感に察知して、体の異常を発見するには、尿の状態を日頃から観察するのが効果的です。
そして、食品や薬の影響が考えられないのに尿の色が変わったり、匂いがきつくなったりなど、いつもと違う状態が数日続くときは、早めに病院に行くようにしましょう。

尿の量が極端に変化する場合も同様です。多尿、乏尿、無尿など、何かしらの影響を受けていることが考えられます。
尿の量が増えた上に喉も渇くようなら、糖尿病の可能性もあるので、異変を感じたら病院に行くようにしましょう。

観察のポイント
色

尿の色は、飲んだ水分の量や発汗状態、飲酒、ビタミン剤、服薬、食事の影響で変化しやすいので、毎回の色の変化はあまり気にしなくても大丈夫でしょう。
健康な尿の色は、淡黄色〜黄褐色で透明です。水分を多く摂取すると淡い色になることがあり、ビタミン剤などを摂取すると黄色が濃くなる場合がありますが、これは一時的なものなので心配ありません。色の濃い尿が続く場合は、肝臓や胆のうの病気の可能性があります。赤や赤褐色(血尿)が出る場合は、尿路のどこかに疾患がある可能性があります。
また稀に、肝炎が原因で腎臓の機能が悪化し、尿の色が赤くなることも。女性は、月経時に経血が交ることがあります。

臭い

アンモニアを含むため、やや酸っぱい臭いがありますが、基本的にはあまり強くありません。尿の色が濃くなると、臭いも強くなる傾向があります。健康なのに尿の臭いが強い場合は、体内の水分が不足している可能性があるので、水分をしっかり摂るように心がけてください。
また、食べ物や飲み物、薬によっても臭いは変化するため、きつい臭いが何日も継続しなければ問題ないでしょう。糖尿病の人は、血糖値をうまくコントロールできていないと、甘酸っぱい臭いがすることがあります。
また、いつもとは違う悪臭がする場合は、尿路で化膿性や炎症性の疾患がある可能性が考えられます。この場合は、同時に尿が濁ったり、痛みを伴ったりすることがあります。
気になることがあったら、早めに医師に相談しましょう。

濁り

尿は本来透明なものです。尿が白く濁っているときは、尿路に炎症が起こっている場合があります。飲食物の影響や、体調不良が原因であれば、大きな問題にはなりませんが、膿が原因の場合は要注意です。尿路で炎症性または化膿性の疾患があるかもしれません。この場合は、排尿痛、発熱、腹痛などをともない、ある程度長期にわたることがありますので、早めに病院へ行きましょう。妊娠中も尿が濁りやすくなります。膀胱炎にもなりやすいので、水分をしっかり摂って、排泄を促すようにしましょう。
また、濁ってはいなくても、尿の中に白い浮遊物が漂う場合もあります。ドロッとしたまとまりのある白い浮遊物は、女性なら生理的なものなので、とくに心配ありません。しかし、糸くずのようにまとまりがない浮遊物がある場合は、炎症が起こっている恐れがあります。

量

また大人の1日の尿量は、約1〜2リットル。回数にすると、5〜8回ぐらいが一般的です。食べ物や飲み物、運動量や発汗量などによって、変化しやすいため、細かく気にする必要はありません。
ただし、気をつけなければならないのは糖尿病の場合。のどの渇きを覚えると同時に尿の量が増えるので、水分を摂取しすぎていないのに量が増えた場合は気をつけましょう。

尿からわかる疾患
頻尿

大量に水分を摂ったわけではないのに1日の排尿回数が10回以上あるようなら、膀胱炎や前立腺炎、前立腺肥大症膀胱結石などの可能性が。妊娠、子宮筋腫、卵巣のう腫などでも起こる場合があります。

乏尿

尿の量が極端に減ったら、腎臓病が疑われます。尿路結石になると、まったく出なくなることもありますので、尿の出が悪くなったと感じたら、早めに医師の診察を受けましょう。

血尿

激しい運動後や月経時以外で、尿に血が混じっているときは、尿路系の炎症や腫瘍、結石の可能性があります。極端に体調が悪化している場合も考えられるため、病院へ行きましょう。

残尿感

膀胱や尿道に炎症が起こっているかもしれません。また、加齢も残尿感の原因になるとされています。男性の場合は、前立腺に異常があるケースも考えられます。一度検査してみましょう。

排尿痛

排尿時に痛みをともなうようであれば、尿道炎、膀胱炎、前立腺炎の可能性があります。痛みは体が異常を知らせるサインです。早めに医師の診察を受けましょう。

 

自分をよく知ろう

排尿は生きていく上で欠かせない行為のひとつです。毎日何度もあることだからこそ、観察しているうちに変化を感じられるようになります。何を食べたか、何を飲んだかによっても色や臭いが変わってきます。そのため、自分の生活習慣を知り、口から入ったものがどのように出ていくかを見ることによって、健康状態も把握できるようになるのです。

尿の観察は、わざわざ病院で検査する必要がない健康チェック。尿の状態から体調の変化をキャッチして、自らの健康管理を自宅で行ってみましょう。

健康診断で行う尿検査では、腎臓、尿路、前立腺、膀胱などの病気を調べられるほか、糖尿病や肝臓病の兆候がわかります。最も簡単な検査は、尿潜血、尿たんぱく質、尿糖、pHなどがわかる試験紙を用いた尿検査法。さらに詳しい検査では、尿比重やケトン体、亜硝酸塩など、尿中の成分を調べます。

 

Q&A

質問 健康診断当日に生理になりそうです。前もって尿をとって持って行くのがよいでしょうか?それとも尿検査はしなくてよいのでしょうか?
アンサー 尿の検査は、当日尿でなければ正確に結果がわかりません。時間が経てば経つほど、成分が変化してしまいます。事前に採尿するのはお控えください。
医療機関にもよりますが、生理中でも尿潜血以外の検査はできますので、なるべく経血が混じらないようにして採尿するとよいでしょう。その際は、生理中であることを伝えるようにしておきます。また、何か気になる症状(色、臭いなど)があるようでしたら、病院で尿検査を実施してもらいましょう。
ライン
質問 1日に2〜3回しかトイレに行きません。これってよくないの?
アンサー 水分摂取量が少ないと、尿として排泄される量も減ってしまいます。そうすると、色が濃くなったり、においが強くなったりすることがあります。体内の水分は、尿以外にも汗や皮膚からの蒸発などで常に失われています。また、腎臓の機能も低下してしまう場合があります。体内の水分が失われていることを意識し、日頃から水分摂取を心がけましょう。
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