統合失調症ってどんな病気? 【ココミル】

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脳の機能障害が原因?統合失調症ってどんな病気?
「統合失調症」という病気を知っていますか?かつては「精神分裂病」と呼ばれていましたが、研究が進むにつれて原因が精神的な病気ではなく、脳の機能障害とわかったこともあり、2002年より呼び名が変わりました。今回は、その症状や原因について詳しく解説します。
 

どのような症状の病気?

どのような症状の病気?

統合失調症の症状は、妄想や幻聴から始まります。

だんだん重症化してくると、思考が混乱し、落ち着きがなくなったり、情緒不安定になったり、意欲がなくなってきます。さらに進行すると、引きこもったり、コミュニケーションがうまく取れなくなったりして、仕事や対人関係、生活において障害が起こることも。

統合失調症は突然発症する人もいれば、数日から数週間かけて起こる人もいます。しかし、常に症状が現れるわけではないので、発症から何年も気づかない場合もあるようです。その場合、周りにいる人々の気づきが必要になります。そして、発症したら治療を受けるのが大事です。

 

何が原因になっているの?

統合失調症は、脳の機能障害が原因していることが近年の研究で解明されました。とくに、胎児や幼児の時期に遺伝子の損傷が起こり、それが脳の発達に影響を与えます。成長するにつれて器官や機能異常をきたし、ホルモンバランスが崩れることによって統合失調症になるといわれています。

幻覚や幻聴は、脳の中の神経伝達物質が過剰にはたらくために情報伝達が混乱して引き起こされるようです。

 

どんな人がなりやすい?

統合失調症になりやすいのは、思春期から青年期にかけてもっとも多く、小児や老年でもわずかに発症します。平均的な発症年齢は、男性18歳、女性25歳といわれています。男性よりも女性の方が発症の年齢は遅く、女性の場合は閉経後にも発症が増える時期があるようです。これらの状況より、女性ホルモンが発症に関係していると考えられます。

発病率は世界的に見て約1%、つまり100人に1人がかかる病気です。最近では、景気の悪化やストレスの増加で、青年期や中年期の働き盛りの人たちの罹病が増えているとの報告もあります。

 

治療法はあるの?

治療法はあるの?

統合失調症には薬物治療が行われます。薬を服用することで、幻聴や幻覚、恐怖や猜疑心、不眠などの症状を緩和し、日常生活を行えるようにすることが目的です。集中力も高まり、リラックス効果も期待できます。

統合失調症に用いられる薬は、抗精神病薬、抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬などがあります。中心となるのは、抗精神病薬で、症状に応じて、抗不安薬、睡眠薬、抗うつ薬が処方されることが多いようです。

神経伝達物質のはたらきを調整する薬もあります。ただし、こちらは急激に効くのではなく少しずつ回復するので、数週間から数カ月かかります。気長に治療を続ける必要があるタイプの薬です。いずれの薬を用いる場合も、治療をする必要があるかどうかについても、自己判断をせず医師の診断を仰ぎましょう。

 

統合失調症にまつわるQ&A

質問 知人が自律神経失調症になりました。統合失調症とは何が違うのですか?
アンサー 自律神経失調症は、ストレスなどにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、うつ症状が起こったり、体調の変化を来たしたりする病気です。この場合、神経科や診療内科で治療を受け、原因となるストレスを取り除いたり、気分転換をすることで症状が改善されます。それに対し、統合失調症は脳の機能障害によって起こるため、精神科での治療が必要です。はじめは自律神経失調症と似たような症状もあるので、おかしいと思ったら、きちんと専門医に診てもらうようにしましょう。
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質問 統合失調症は完治する病気ですか?
アンサー 統合失調症は、ちゃんと治療をすれば完治する病気です。ですが、残念ながら再発率は高い病気です。治療を受けていても、症状が軽くなったからと勝手な判断で服薬や通院をやめてしまうと、しばらくして症状が悪化することも。休養やリラックスする時間を確保しながら、気長に治療することが大切です。
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