ぬくぬく、ポカポカ・・・家の中は過ごしやすいけれど、体を動かさずにいると体は衰える一方です。
冬は本当なら痩せやすい季節なのに、冬になると太ってしまう人が増えるのは、単に運動不足なだけ。そこでおすすめしたいのがジョギングです。
鈍ってしまう前に、心地よい運動習慣をスタートしましょう。
どうして今、「走る」ことがブームなのか?

応募者数が年々増え、「なかなか走れない」といわれている東京マラソン。2010年開催分には、定員3万2千人のところに前年比19%増の31万人を超える応募者数があったそう。マラソンに応募する人に限らず、「走る」ことがここ数年のブームになっています。
このブームの特徴は、女性ランナーの増加です。きっかけは、「自分の健康は自分で守る」という意識が広まったこと。手軽にはじめられるジョギングやランニングが注目され、ファッション性の高いウェアなどが続々と出回るようになったため、おしゃれなスポーツとして定着。反面、スポーツジムなどに通う人は少なくなっているのを考えると、不景気も何らかの影響をおよぼしているのかもしれません。
また、ブームが何年も続いているのは、「走る」ことによってもたらされる結果が、ほかのスポーツよりもわかりやすいからとされています。それは、ダイエット効果のみならず、目標を自分で設定してそれを成し遂げたときの達成感、頑張れば頑張るほど結果が生み出せるといったもの。
ひとりでできるのも魅力で、悩みごとやストレスが多い現代人にとっては、前向きな気持ちを生み出すものとして注目されています。
「走る」ことで得られる3大特典
「走る」といっても、その種類はさまざまです。大きく分けると、長距離走と短距離走。ブームになっているのは、もちろん長距離です。長距離走は、脂肪を燃焼させるために役立つ代表的な有酸素運動。一方、短距離走は瞬発力を活かした無酸素運動です。
ここで紹介する特典は、長距離走によって得られるメリットです。
1つ目は効率よくダイエットができること、2つ目は前述のような達成感やストレス解消などの心の状態がよくなること。そして、3つ目は適度に筋肉がついて冷え性をはじめとする体の不調が改善されることです。
ダイエット目的で走り出したら、ストレス解消法が身について体調がよくなる・・・。すると、もっと走れるようになって、どんどん意欲的になったり、筋肉が増えてたくさん食べても太りにくい体に・・・という具合に、好循環が生まれるのも「走る」特典です。
ランニングではなくジョギングから

たくさんメリットがあっても、「走るのは苦手」という人も少なくありません。それは過去に、トレーニング目的で過酷なランニングを実施した経験があるからでは?
「走る」といっても、どの程度のスピードで走るか、どのくらいの距離を走るかなどによって、体への負担は変わってきます。過酷なトレーニングで体を鍛えるのではなく、「ダイエットしたい」「体のコンディションをよくしたい」などが目的であれば、早歩きよりも少し速い速度で行うジョギングがおすすめです。
大切なのは、速さでも距離でもなく時間。体についた脂肪は運動開始から15〜20分経ってから燃焼しはじめるとされています。そのため、速さや距離を設定するのではなく、20分〜1時間継続的に行える程度の速さと距離を走ればよいのです。
走るときは、安全第一!
思い立ったそのときからスタートできるジョギング。簡単かつ手軽なスポーツですが、ある程度の準備は必要です。日常的に運動をする習慣がない人であれば、なおさら。健康づくりのためにはじめたジョギングで、ケガをするのはもってのほか。走る前に要点を押さえておきましょう。

- 走ると脚には体重の数倍の負担がかかります。そのため、足首・膝・股関節などを傷めないために、衝撃を吸収してくれるクッション性の高いシューズを選びます。できれば、専門店で自分の足に合うタイプを選んでもらうのがよいでしょう。

- 坂の登り下りが激しいコースは、初心者には不向き。平坦な道を選ぶのが無難です。
交通事故を防ぐためにも、交通量が多いところも避けましょう。長く続けられるよう、景色がよい、街の雰囲気が好みなど、走っていて気持ちのよいコースを選ぶのもポイントです。 
- 寒いときは、すぐにでも動きたい気分になりますが、ウォーミングアップなしで走り出すのはケガのもと。なるべく時間をかけてストレッチを。
どうしても早く体を温めたいなら、簡単にストレッチをしてウォーキングでウォーミングアップをしてもよいでしょう。
ジョギングに関するQ&A
| ランニングとジョギングの違いって? | |
| 違いは運動の強さです。 ランニングのほうが運動強度は高く、速く走るために股関節をしっかりと動かして走るスタイルになります。 ジョギングは、ランニングと比べるとゆっくりペースで、膝から下を使って走るスタイルです。同じ時間走るのであれば、ランニングのほうが消費カロリーは多くなりますが、体力がない人が行うと長く続けられず途中で断念してしまう傾向があります。 |

| 筋肉痛のときでも走っていいの? | |
| 筋肉痛の度合いにもよりますが、疲れきった状態で運動をしても、 思い通りの効果は得られません。 筋肉は運動をすると消耗され、それを修復する際に強くなります。そのため、修復がままならないほど運動を続けても意味がないのです。 立ち上がれないほどの筋肉痛とまではいかなくても、体調が思わしくないときは1〜2日休んで、しっかりと回復してから走るようにしましょう。 |
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