糖尿病は予防が肝心! あなたの血糖値は大丈夫? 〜 健康美人を応援【ココミル】

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あなたの血糖値は大丈夫?・・・糖尿病は予防が肝心!
近年、激増している糖尿病。日本人の5人に1人は糖尿病の可能性があるというデータもあります。
糖尿病の怖いところは、知らないうちに深刻な合併症が進んでしまうことです。糖尿病は生活習慣を見直せば防げる病気。なってから今までの生活習慣を後悔しても後戻りはできません。大切なのは何よりも予防です。まずは糖尿病を理解し、糖尿病になりにくい生活を送りましょう。
 

インスリンのはたらき

インスリンのはたらき

食べ物を消化してできるブドウ糖は、血液とともに全身に運ばれ、体を動かすエネルギー源となります。
このとき、血液中のブドウ糖量は少なすぎても多すぎてもよくないため、一定の濃度が保たれています。
この濃度が血糖値で、血糖値を調整するのが体内にあるいくつかのホルモン。その中で血糖値を下げるホルモンがインスリンです。

このインスリンのおかげで、ブドウ糖は組織に取り込まれ、エネルギー源として利用されます。
またインスリンには、ブドウ糖をグリコーゲンや脂肪に変えて蓄えるはたらきもあります。

 

糖尿病とは?

血糖値を上げるホルモンは何種類もありますが、血糖値を下げるホルモンはインスリンだけです。血糖値が上がるとインスリンが分泌されて、血糖値は元に戻ります。ところが、インスリンが十分に分泌されなかったり、インスリンを感知するはたらきが鈍くなってブドウ糖の組織への取り込みが悪くなると、血糖値は下がりにくくなります。こうして血糖値が上昇したままの状態が続いてしまうのが糖尿病です。

怖い合併症

糖尿病の合併症は、血液が流れているところすべてに起こります。三大合併症といわれるのは、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害です。最悪の場合、失明したり、人工透析が必要になったり、感覚がなくなってしまいます。また、心筋梗塞や脳梗塞も起こしやすくなります。細菌に感染しやすくなり、治りが悪くなるのも深刻な問題です。風邪をこじらせ肺炎になりやすくもなります。ほかにも、些細な傷がきっかけとなって壊疽を起こし、足を切断することになった例もあります。 血糖値が高いというだけで、全身に深刻な問題を引き起こすのが、糖尿病の怖いところです。

 

糖尿病の種類

糖尿病には、T型糖尿病、U型糖尿病、遺伝子の異常やほかの病気が原因の糖尿病、妊娠糖尿病の4つのタイプがあります。
このうち日本人の糖尿病の約90%を占めるのが、U型糖尿病です。日本人は、欧米人に比べてインスリンをつくる能力が弱いのに加え、食生活が欧米化してエネルギー過多になっていることが増加の原因と考えられています。U型糖尿病の発病に大きく関わっているのは、遺伝、年齢、生活習慣。ここから、糖尿病を防ぐ方法を考えていきましょう。

  • T型糖尿病
  • インスリンをつくる細胞が壊れて十分な量のインスリンをつくれなくなって起こる糖尿病です。この場合は、不足する分のインスリンを、インスリン注射で補わなければなりません。子どものうちに発病することが多いタイプです。
  • U型糖尿病
  • インスリンはつくれるのですが、その量が足りないか、効き目が悪いために起こります。病気の程度によって、インスリン分泌を促す内服薬や、インスリンの注射を使いますが、食事療法や運動療法のみで薬や注射を必要としない場合もあります。
  • 遺伝子の異常やほかの病気が原因の糖尿病
  • 遺伝子異常、肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫異常などの病気、薬などが原因となって起こる糖尿病です。
  • 妊娠糖尿病
  • 妊娠中に発見されるものを指します。赤ちゃんに合併症が生じる可能性があります。
 

U型糖尿病に関わる要素

糖尿病の発病には遺伝が大きく関わりますが、遺伝だけで糖尿病になるわけではありません。ほかの要素と組み合わさって糖尿病が起こります。そのため、糖尿病になりやすい体質や生活習慣が親から子へ引き継がれていると考えるとよいでしょう。U型の糖尿病は、40歳を過ぎると増えてきます。また、やせた人に比べ、肥満の人のほうが糖尿病になる割合が多くなります。食習慣や運動習慣、ストレスも大きな要因です。

 
U型糖尿病に関わる要素
糖尿病になりやすい生活習慣
  • 大量に食べる
  • 不規則な食事(とくに朝ごはんを食べない)
  • 甘いものが好きで食事代わりにお菓子を食べる
  • お酒を飲む機会が多く、お酒をたくさん飲む
  • 野菜、きのこ、海藻をほとんど食べない
  • 体をほとんど動かさない
  • ストレスが多い
  • 睡眠不足
糖尿病を予防する生活習慣
  • 適正体重を保つ
  • バランスのよい食事を規則正しくとる
  • 適度な運動習慣を持つ
  • 趣味などを持ち、ストレスをため込まないようにする
  • 過労や睡眠不足を避ける
 

健診を受けましょう!

糖尿病の自覚症状には、のどが渇く、トイレが近くなる、疲れやすくなる、急激にやせる、むくみやすくなるなどがあります。でも、自覚症状がなければ大丈夫! という訳ではありません。ある程度病気が進むまでは、自覚症状がないことが多いからです。
そこで大切なのは健康診断。定期的に受けて、血糖値をチェックしておきましょう。尿糖も目安にはなりますが、血糖値が高くても尿には糖が出ない場合もあります。糖尿病の診断は、血液検査で行われます。

糖尿病の血液検査

糖尿病の血液検査では、空腹時血糖値、随時血糖値、HbA1cを測定します。空腹時血糖値は食事を8時間以上抜いたときの血糖値で、随時血糖値は空腹時以外の血糖値。HbA1cはヘモグロビンエーワンシーと読み、検査の前1ヶ月くらいの血糖値の平均の目安を示す数字です。
また、経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)という特別な検査もあります。OGTTは、空腹時に一定量のブドウ糖を飲んで、血糖値がどのように変わっていくかを一定時間ごとに採血をして調べる検査で、糖尿病かどうか診断するために行います。
今までの糖尿病の診断は、空腹時血糖値、随時血糖値、OGTT検査の2時間後の血糖値のいずれかで行われました。ところが、2010年7月から糖尿病の診断基準が変わり、HbA1cも糖尿病の診断基準に使われることになりました。

 

糖尿病はなる前に予防!

健診を受けましょう!

現在の健診では、空腹時血糖100mg/dl以上は「血糖値が高め」という判定をしています。この段階であれば、生活習慣をコントロールだけで血糖値が改善しやすいからです。
糖尿病は、発病したら一生つき合っていかなければなりません。糖尿病になってからあわてて治療するのではなく、予防意識を高めるのが大切です。
血糖値が高いまま放っておくと糖尿病になり、さらに放置していると怖い合併症を引き起こします。しかし、きちんと治療を受け、生活習慣の改善をすれば、血糖値も正常値となり、怖い病気ではありません。早期発見・早期治療によって、薬も注射も使わずに済みます。生活習慣が改善できれば、ほかの病気の予防にもなります。
とはいえ、できれば糖尿病になる前に生活習慣を見直し、肥満に注意して糖尿病を遠ざけましょう。

 
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