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漢方ってどうなの?
薬とはいえ、何となく体によさそうなイメージの漢方薬。気になっている人や、使ってみたいと思いながらなかなか手が出ない人は多いのではないでしょうか? 漢方薬を上手に使う第一歩は、自分の体質を見極めること! 自分の体の声を聞きながら、漢方薬を賢く使いこなしてみませんか?
 

自然治癒能力を引き出すのが漢方薬

自然治癒能力を引き出すのが漢方薬

漢方薬は病気を直接治療するのではなく、人が持っている病気を治す力を高めるはたらきがあります。自然治癒能力を高め、体質そのものを改善していくのです。

漢方薬は、一般に2つ以上の生薬を組み合わせてできています。
生薬とは、経験的に効果があるとわかっている植物、菌、昆虫、鉱物などを、利用しやすく保存や運搬に適した形に加工したものです。

生薬は組み合わせることによって、複合効果が生まれます。漢方医学は、数千年の年月をかけて、患者さんの体や症状に合う組み合わせを生み出してきました。こうして培われてきた漢方薬は、現代医学においても治療効果のある医薬品として認められています。

 
身近にある薬味も漢方薬の仲間?

漢方薬は体質に合う処方で使用する必要があります。そうでないと効き目がないばかりではなく、体に悪影響が出る場合があるからです。
とはいえ、漢方薬のもととなる生薬としても知られているものの中には、ねぎ、しょうが、わさび、からし、みょうがなど、薬味として食卓でよく見かけるものもあります。
薬効といえるほどの効果はありませんが、体を温めたり、発汗を促したりして代謝を高める作用がある食品です。これらを大量に摂取するのは問題ですが、普通の使用量であれば、体への悪影響の心配はありません。漢方薬を使うのに抵抗があるようであれば、こういった気軽に使える薬味を利用するのもよいでしょう。

 

「証」を正しく見極める!

「証」を正しく見極める!

漢方薬は、病名から薬が選ばれることはあまりありません。その人の体質や状態を表す「証(しょう)」から処方されます。
「証」は、本人の訴えである自覚症状、検査や診察によって示される他覚所見だけでなく、体格・抵抗力などを総合的に判断して見極められます。同じ病気や症状でも「証」が違えば、処方される漢方薬も違ってくるのです。また、「この病気はこの薬」と決まっているわけではないので、同じ薬がいろいろな病気に使われる場合もあります。

このように漢方薬は、「証」が合わないと体に悪影響が出る可能性があるため、家族に処方された漢方薬を同じ症状だからと安易に飲むことは避けましょう。きちんと「証」を見極めるのが、漢方薬の正しい使い方です。

 

まずは自分の「証」を知ることから

「証」の例をご紹介しましょう。体力の質的な充実を示すものさしが、「虚実」です。体力がない状態を「虚証」、体力が充実している状態を「実証」といいます。
葛根湯(かっこんとう)は、風邪に効く漢方薬として有名です。ところが、「実証」の風邪に効果がありますが、「虚証」の風邪では胃腸の調子が悪くなることがあります。虚証の風邪には、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)がよく処方されます。

 

「虚証」と「実証」の中間がベスト!?

「虚証」は体力がなく生理機能が衰えた状態です。抵抗力がないために感染症にもかかりやすかったりします。「実証」は一見、健康的に見えますが、余りすぎている力が熱となり、体に炎症を起こしたりして、体調を悪くする場合があります。
「虚証」と「実証」のどちらにも偏らない「中間証」が、健康を維持しやすい状態といえます。「証」は年齢や体格の変化などによって変わってきます。「実証」だった人が「虚証」に変わることもあれば、その逆もあります。その都度、体の声を聞き取ることが大切です。

 
「証」の簡単チェック
体格 体力 胃腸 便通
虚証
華奢 乏しい サメ肌 弱い 下痢しやすい
実証
筋肉質 充分 つや肌 丈夫 便秘しやすい

※これだけで決められるものではありませんので、注意してください。

 

Q&A

質問 ドラッグストアなどでも漢方薬を見かけますが、どうやって選べばよいのでしょうか?
アンサー 体の症状「証」漢方薬を本格的に使うとなると、専門家にしっかりと「証」を見極めてもらう必要があります。しかし、身近な不快症状を軽減するのが目的であれば、ドラッグストアなどに置いてある漢方薬をお試しで使ってみるのもよいでしょう。

以下に例を挙げていますが、お試しだからと自己判断をせず、初めて使う薬は薬剤師に相談しながら決めるのが理想です。
 
漢方薬の選び方例
症状 虚証 実証
更年期障害
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) 不安、イライラ、動悸、便秘などの症状かある人に 加味逍遙散(かみしょうようさん) 疲労感、便秘、不安、不眠、イライラ、頭痛、肩こりなどの症状かある人に用いられ、更年期障害で、もっともよく処方されます。
冷え
当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしがくかごしゅゆしょうきょうとう) 特に手足の先が冷えて、しもやけができやすい女性に良く効きます。疲れやすく頭痛や腹痛を伴うことがあります。 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 体力があって顔はのぼせるが足は冷え、頭痛や肩こりのある人に用います。
肥満
防已黄耆湯(ぼういおうぎとう) 色白、虚弱、水ぶとり、少尿、汗をかきやすい、むくみやすく、肥満傾向・疲労感・倦怠感がある人に用いられます。 大柴胡湯(だいさいことう) みぞおちから両脇腹を押すと痛む、口が苦く、肩こり、便秘、疲労感などがある人に用いられます。
むくみ
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん) 冷え症、貧血、疲れやすい、顔色が悪い、下腹部痛、月経周期にともなってむくみが出る女性に用いられます。 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん) 高血圧にともなう各種症状、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちの人に用いられます。
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