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知ってるつもり? 思い込み?
スキンケアの常識・非常識

  • 木更容子・著
  • 小学館
  • 1300円(税抜き)
  • 2007年11月21日 初版
表紙画像

※ 商品についてのお問い合わせは書店・出版社等へお願いいたします。

ココミル レビュー

著者は、長いキャリアを持ち、多くのファッション誌において連載を持つ美容エディター・ライター。そこで得た知識と経験を活かし、「化粧品情報」より前の「スキンケア」についての基本を説いている本書。
ひとつの項目について1ページ〜2ページ程度の解説、またその他に肌の仕組みやスキンケアの基本などのコラムがあり、どれもコンパクトにまとめられているので、空いた時間にちょこちょこ読み進めることができます。忙しい女性には、ウレシイ構成。
この本のポイントは、「最新のスキンケア」の基本を教えてくれるということ。化粧品の技術は日進月歩、効果が認められる物質が新しく見つかることも少なくありません。ですから、現時点での化粧品技術や知識を踏まえて、その効果を最大限に発揮するためのスキンケアという位置づけです。つまり、本書の「常識」は、現時点での常識。研究開発が進めば、「非常識」に変わることもあり得るのです。
しかし、良かれと思ってやっていることが、実は「非常識」なスキンケアだったりすることの指摘は、目からウロコが落ちます。「えっ、そうなの」「知らなかった〜」と思う機会の多さが、これまでの自分のスキンケアの間違いを裏付けるようで空恐ろしくなってくるほど。
たとえば、最初の「スキンケア基本編」から、すでに驚いてしまう内容が出てきます。
「バスルームにクレンジングや洗顔フォームを置きっぱなしにしている」。多くの人は、お風呂に入るついでに使うものだからと、置きっぱなしにしているのでは? かくいう私もそのひとり。しかし、これは「非常識」なんだそう! 湿気が多く雑菌が繁殖しやすいバスルームに化粧品を置いておくことは、スキンケアにとって危険きわまりない「非常識」なのです。

こんなにささいな日常の行為にも「非常識」が潜んでいる・・・。身の回りを振り返らないで済む人は、いないのではないでしょうか。
しかし、多くの美容記事がそうであるように、歯にモノが挟まったような言い方が出てくるのは、気になるところ。たとえば「化粧水はコットンでつけるか手でつけるか」といったテーマのように、実際にどちらが効果的なのかはまだ分からないこともあるようですが、「そこを明らかにしてほしかったのに・・・」と感じる場面があるのは事実です。
もちろん、読者の肌タイプによっても答えが違ってくるために、断言できないという理由もあるでしょう。しかし、肌タイプが不明、あるいはそもそも勘違いしてしまっている人もいるはず。そういう人にとっては、自分の肌タイプを見極めたスキンケアは難しいし、それが「非常識」とされてしまいかねません。
そうしたもどかしさはあるものの、肌の仕組みや美容用語、スキンケアの基本知識を網羅している本書は、読んで損はないといえるでしょう。Q&Aやクイズ形式で、読みやすい工夫がされている点にも好感が持てます。
重箱の隅をつつくようなオタク的な知識ではなく、現時点での「常識」がレクチャーされているので、まさに基本が身につく一冊です。

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